カペラ

なんかもう1回生まれたような気がしたのです。
ありがとう、何度だっていいます、何回もいいます。
ありがとう。
一瞬生まれた静寂がその日の感嘆のすべてをのみこんですごく美しかったのです。
昔、あるひとがその人におくる最大の賛辞は生み出す歓声ではなくて生まれる静寂だと言っていたことを思い出した。


ここ1年くらいの自分は、自分が生み出した見えないモンスターとずっとおいかけっこしてるような気分で、取り除く方法はわかっていたけれど、どうにもならなくて、受け入れるというよりは肯定することぐらいしかできなくて、冗談や笑うことはできてもなんかしっくりこない日が続いてたけれど、やっと報われたようなきがします。これからもっと忙しい日々がはじまるんだけど、不思議と迷いはなかったりします。